昭和35年8月9日、大阪市住吉区出身。本名、松本貢一(まつもと こういち)。
小学生時代はテレビの視聴者参加番組の常連となり人気者に。中学生時代はテレビ番組のコーナーに登場して勝ち抜き、チャンピオンに輝く。
昭和52年、上方落語の桂 枝雀に入門。同年10月に桂 枝雀独演会にて初舞台を踏む。平成19年、「桂 雀々独演会 雀々十八番」をシアターBRAVAにて6日間開催。全公演完売の大成功を収める。平成22年、「五十歳五十箇所地獄めぐり」を開始、全国を行脚。
そして、芸歴35周年を迎えた2011年。拠点を東京に移し、独演会は毎回完売。さらに、落語以外でもTV、映画、舞台でなど多方面で活躍中。2017年にはドラマ「陸王」で嫌味な銀行支店長を演じ、話題に。上方お笑い大賞最優秀技能賞(平成14年)、大阪府舞台芸術賞奨励賞(平成18年)など受賞歴も多数。著書に「必死のパッチ」(幻冬舎)あり。
2013年、BS12にて冠番組「桂 雀々の大判小判がじゃくじゃく」がレギュラー放送。2014年にはソニー「来福レーベル」より新DVD「桂 雀々ええやん」が4巻同時発売となる。
2016年、芸暦四十周年を迎え、東京、名古屋、博多、大阪、京都など全国で記念公演を巡業。皮切りになる東京公演では明石家さんまに加え、サプライズの桑田佳祐が出演し、メディアでも大きくとりあげられた。この年、俳優の伊原剛志(雀々や剛々)が弟子に加わる。
2017年、芸歴四十周年を迎え、明治座、新歌舞伎座など1.000人を超える大舞台で独演会を開き、芝居さながらの照明や回り舞台などを駆使した「スーパー落語」を創り上げ、披露する。立見客を出す満員御礼で、その評価は新聞などで高い評価を得る。
2019年には、初の全国ツアーを巡回中。東京、大阪、博多などを巡る。
2020年1月、山田洋次原作・脚本のNHK BSプレミアム、連続ドラマ「贋作男はつらいよ」で初めての主役、車寅次郎を務める。
出囃子:鍛冶屋
小林聖太郎監督作品「かぞくのひけつ」
※この作品で2007年「おおさかシネマフェスティバル」大阪映画祭新人賞受賞