1972年10月7日、東京都渋谷区出身。本名、小川亮太郎(おがわ りょうたろう)。
小学校高学年の時、落語好きの先生に影響され、落語に興味を持つ。
先生を通じ、古今亭志ん生の自伝「びんぼう自慢」も手掛けた演芸評論家、小島貞二を紹介され、ますます落語の魅力にはまってしまう。中学生でありながら毎日のように寄席に通う姿は珍しく、当時の新聞に落語少年として紹介された。
1991年古今亭圓菊に入門。見た目の優しさとは違い、厳しい師匠からは徹底的に古今亭のイロハを教わる。元旦から晦日まで休みもなく3年半の過酷な修業時代を終え、晴れて二ツ目に。2003年には真打となる。真打となってからは古今亭らしい「粋」と「艶」を武器に本寸法の落語家として注目される。
2002年にはNHK新人演芸大賞落語部門で大賞を受賞するほか受賞歴は多数。
落語以外では声優や俳優としても活躍中。特に、NHK大河ドラマ「いだてん」では、俳優として登場するほか、ビートたけし、森山未来、中村七之助ら錚々たる俳優陣に落語監修や江戸ことばの指導を行う。弟子は古今亭雛菊。
出囃子 元禄花見踊り